昨日Aさんからお電話をいただいた。最初「ん?もしかして田んぼの水があふれてるとか、うちのごみが風で飛んでってるとかかな?」などと思いつつ、Pにコールバックしてもらう。
いつもAさんは本当に素敵なお知らせばかりを伝えて下さるので、ちょっとわくわくしながら耳を澄まして聞いていた。すると、よく聞こえないながらも何か素敵なニュースだということが分かった。
電話を切ったPから詳細を聞くと、何でもある地域に、美味しい加工食品をつくっていた方がいらっしゃり、最近高齢のため惜しまれつつも廃業されたそうなのだが、その商品は本当に素晴らしい商品だったらしく、各方面からその商品や製造に関する様々なオファーがあったそうだ。ただそのオファーがあまりいいものではなかったのかその方はとてもお疲れのご様子で、これからのことについてAさんに相談があったのだが、その際に私たちのことが思い浮かんだそうで、あまり信頼できない人に話を持っていくこともできないし、もし私たちの仲間うちでやる人がいればと思い連絡を下さったとのことだった。
電話を切った後、Pからその話を聞いて、私は「やるやる。」とこたえた。
おおまかな話しか聞いていないので、詳しいことは分からないが、何だかとってもわくわくした。
わくわくの理由はいくつかあった。一つは何かその地域や地域の方々のお役に立てるかも知れないと感じたから。きっとそれはおいしい商品だったのだろう。そして製造場では地域の方が働いていらしたのではないか?もし名産だったのなら、それは残していきたいし、屋号があったのなら、それも残して差し上げたい。それに地域の方が働いていらしたのなら、そういう場を今一度つくってさしあげることができればいいな。そう思った。
もう一つは、お話をいただいたタイミングの不思議さを感じたから。ちょうど昨日、これからみんなとどんな形でどんなことをどんな風にやっていきたいかを思い描いて、事業化するものや、楽しみでやっていくこと、そのためにするべきことなど、計画を立てられる部分に関しては計画を立てようと、あれこれ思いを巡らせていたところだったのだ。
そしてもう一つは食品を加工する場所をお借りできるかもしれない。と考えたから。これからやっていきたいことの中には食品の加工も含まれていて、食品加工のためにお借りできる施設はないか?と探していたところだった。もしお借りできるとしたらこんなに嬉しいことはない。
そして最後のひとつ。それはまったく予想していなかったオファーだったということと、まったく興味がなかった商品についてのオファーだったから。正直私はその商品の類があまり好きではなく、私の「今後も自発的に購入しようとは思わない商品リスト」にその商品は含まれている。だから全然好きじゃない商品に関してのオファーがきたことと、それに前向きに関わりたいと自分が考えていること、そしてこのお話がまったく想像すらしていない方向に私を連れていってくれるのを感じて、ほんとに人生っていうのは意味不明だなあ。どうなっちゃうんだろう?とわくわくしてしまったのだった。
人生は面白い。まず最初に人生の中で神さまから配られたカードがあって、その後の努力やご縁で新しいカードが配られる。その手持ちのカードでプレイしていると、そこに「ええ~っ!?このカード?なんじゃこりゃ。意味不明。」と思うような予期せぬカードが配られて、思ってもいなかったようなゲームになっていく。
これからどんな毎日が待ってるのか、どんな人生になっていくのか、さっぱり分からないことにわくわくする。こころがぴょんぴょん飛び跳ねてる感じ。ご縁があって色々な経験を運んで下さる方々や出来事に対する感謝の気持ちでいっぱい。本当にありがとうございます。
明後日からまた岐阜。どんな出来事が待ってるのか楽しみだな。
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